大切なのは真実に向かおうとする意志
ジョジョの奇妙な冒険第5部黄金の風ではこの『真実に向かおうとする意志』に相反する考えとして、ラスボスであるディアボロの「この世には結果だけが残る」という言葉があります。
ディアボロのスタンド能力「キングクリムゾン」は時間を切り取って飛び越える能力であり『過程』を吹っ飛ばして『結果』だけを得る。というもので能力からして『真実に向かおうとする意志』とは相反しています。
そこで皆さんはどう考えますか?
実際この世は結果だけが求められることも多々あります。過程はどうでも良いからとにかく結果、成果を求められます。受験、就職、仕事など人生において重要な場面は特に結果を求められる勝負の世界だと思います。
ですがアバッキオの同僚の警官が言うように、結果だけを求めていると近道をしたがるのが人間の性です。
焦りや不安、自分の利益など様々な理由から人間はズルをします。時にはそれが犯罪行為まで発展してしまうこともあります。
結果だけを求めていると真実を見失います。
その点、真実から出た誠の行動は決して滅びはしません。
真実からの行動であればそれが一見無駄だったとしてもそこには向かおうとする意志があります。いずれは真実へ辿り着くことができます。向かおうとしているのだから。
過程が大事という言葉はこの『真実に向かおうとする意志』ということだと僕は思っています。
僕は結果よりも過程が大事だと思っています。たとえ様々なことに失敗し、世間一般からは負け組として見られたとしても、自分が納得し真実に向かおうとしたのならば、それは誇らしいことです。結果がどうであれ成功していると僕は思います。