落語を簡単に紹介する ~寿限無~
落語は超面白い。
しかし、爺臭い、退屈、何言ってるかわからないと思ってる人も多いだろう。
なので現代的且つ簡潔に紹介する。
『寿限無』(滑稽噺)
恐らく最も有名な落語。
学のない父親が坊さんに産まれた子どもの名付けを頼む。
色々と縁起のいい名前を提案してくれるが、父親はその全部を子どもにつけてしまう。
その結果
喰う寝る
パイポ・パイポ・パイポのシューリンガン、
シューリンガンのグーリンダイ、
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナの、
という滅茶苦茶に長い名前になる。
その後、寿限無が学校で喧嘩し、喧嘩相手の頭にコブができる。
喧嘩相手「うわぁーん;;
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶら小路のぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
寿限無の父「それマジ!!!???
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶら小路のぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助。
が殴ったん?? ん?? コブなんかないやんけ????」
っていうオチ。
このシーン以外も噺の中で何度も寿限無をフルネームで呼ぶので、噺家(落語家のこと)の寿限無詠唱を楽しもう。